労働の二極化と社会保障

リーマンショック以来、企業は合理化を行い、その結果正社員が減少し、パートタイマーや派遣社員等の非正社員が増加した。正社員が減っても仕事量は減っていないので、正社員の労働時間が増加し、メンタルヘルスの問題も増えてきた。また、以前は主婦のパートが中心であったが、家計の柱になるべき人を含めてパートが増加し、格差問題が発生した。非正社員は厚生年金に加入せず、国民年金になるが賃金が低いので未納になっている人が多い。現在、消費税を上げて社会保障の財源にすると行っているが、その前にこの労働の二極化問題と少子化対策を考えるべきではないでしょうか。