製造業の経営不振と労働者の雇用維持

日本の経済成長を支えてきた製造業が不振だ。ソニーは2012年3月期決算の純損益が2200億円の赤字になる見通しを、2日発表した。自動車や電機なども赤字が目立つ。原因は超円高やデフレ、欧州危機と言われている。大企業の不振は、下請け、孫請けを直撃する。千葉県内では、昨年秋にパナソニックや東芝が茂原、君津の工場撤退を発表した。政府はTPPへの交渉参加を決めたが、緊急課題として、円高対策をやってもらいたい。地元の下請けや零細企業が倒産したら、労働者の雇用も維持できない。日本の製造業は技術はすばらしいので、是非頑張っていただきたい。