2011年12月24日

年金

Filed under: 7-年金 — admin @ 5:40 PM

年金の概要

 

1.公的年金の種類

(1) 国民年金

日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入。

(2) 厚生年金

厚生年金の適用されている会社等に勤務する人が加入。

(3) 共済年金

公務員、私立学校教職員などが加入。

    

上の図からわかるように、厚生年金や共済年金の保険料を払っている人は、国民年金の保険料を含んで払っています。だから、国民年金の保険料よりも、厚生年金や共済年金の毎月払う保険料の方が高くなっています。ただし、もらう年金額は、国民年金と厚生年金や共済年金の両方もらえます。国民年金だけの人は、国民年金だけをもらうことになります。このことは、重要ですのでよく覚えておいてください。

 

(国民年金の種別)

① 第1号被保険者→自営業者、学生等で日本国内に住所がある20歳以上60歳未満の人                       

    第2号被保険者→厚生年金や共済年金に加入している65歳未満の人

③ 第3号被保険者→第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者

 

1.    老齢基礎年金について

 (1) 支給条件

 ① 原則として、保険料納付済期間が25年以上必要。

     例外あり

 (2) 支給開始年齢

     原則として、65歳から支給。

     例外

 ア 繰上げ 60歳からもらう年金額は減額され、その減額率は、0.5%に65歳になる前月までの月数を乗じた率です。

 イ 繰下げ 66歳以降もらう年金額は増額され、その増額率は、0.7%に65歳以降の繰下げ請求時の前月までの月数を乗じた率で     す。

 (3)    支給額

 ① 20歳から60歳まで40年の保険料をすべて納めた場合

年金額(満額)=788,900円(平成23年度価格)

2.    老齢厚生年金について

 (1) 支給条件

 ① 原則、例外とも老齢基礎年金と同じ。

 ② 特別支給の老齢厚生年金(60歳から65歳になるまでもらうもの)

厚生年金保険の被保険者期間が1年以上あること。

 ③ 65歳からの老齢厚生年金

厚生年金保険の被保険者期間が1か月以上あること。

  (2) 支給開始年齢  

     特別支給の老齢厚生年金

男女別、生年月日により異なります。

     65歳からの老齢厚生年金

65歳になったとき

 (3) 支給額

     特別支給の老齢厚生年金

報酬比例部分+定額部分+加給年金額

    65歳からの老齢厚生年金

 3.    60歳以降で会社に勤めながら年金はもらえるか。

60歳以降支給される報酬比例部分相当の老齢厚生年金を受ける人が、会社に勤務し厚生年金に加入しながら、年金をもらう場合、賃金や賞与の金額によって、年金が一部カットされたり、全額支給停止になります。このように在職しながら受け取る年金を、在職老齢年金といいます。この場合、会社での勤務がパートで厚生年金に加入しない場合は、年金はカットされないで、全額もらえます。

 具体的に考えてみましょう。

 例(昭和24年9月10日生まれ。男性、勤続35年)

  平成21年9月9日定年退職。同年9月10日嘱託として再雇用。

  1日8時間労働、1週4日勤務。厚生年金に加入。

年金額 1,200,000円

嘱託の賃金月額 150,000円

賞与 平成20年12月 300,000円

    平成21年 6月 300,000円

 ① 1,200,000円÷12=100,000円。(A)年金の月額

② 賃金月額150,000円+(賞与600,000円÷12)=200,000円(B)賃金の月額相当

  (A)+(B)=300,000円。

  300,000円-280,000円=20,000円。

  20,000円÷2=10,000円←年金がカットされる額。

  このケースの場合、年金は月額90,000円もらえます。

 5.雇用保険の失業給付と年金は同時にもらえるか。

雇用保険の失業給付と年金は両方もらえません。月額の高いほうをもらったほうがいいので、年金のほうが高い場合、ハローワークに求職の申し込みはしないでください。求職の申し込みをすると、自動的に年金は支給停止になります。(失業給付がもらい終わるまで)。

 4.    配偶者加給年金と振替加算について

厚生年金に20年以上加入した夫に、生計維持関係にある年収850万円未満かつ65歳未満の妻がいる場合、夫が定額部分をもらい始めると、夫に配偶者加給年金が支給されます。金額は夫の生年月日が昭和18年4月2日以降で、年額396,000円です。この場合、妻が65歳になり、妻が老齢基礎年金をもらい始めると、夫に支給されていた配偶者加給年金はなくなり、妻に振替加算が支給されるようになります。ただし、妻も会社に勤めていて、厚生年金に20年以上加入している場合は、夫に配偶者加入年金は支給されません。

 7. 「ねんきん特別便」と「ねんきん定期便」について

(1) ねんきん特別便

 始めは、基礎年金番号に結びついていない約5,000万件の記録について、平成19年12月からコンピュータによる「名寄せ」を開始し、基礎年金番号が結びつく可能性のある記録がでてきた人に、「ねんきん特別便」を送付した。その後、全受給者と全加入者に送付した。

    平成19年12月~平成20年3月(水色の封筒)

訂正がある場合→年金加入記録照会票に記入し、返送。(調査・確認)

訂正がない場合→確認はがきを返送。(調査完了)

     平成20年4月~10月(緑の封筒)

全受給者と全加入者に送付した。

 ・4月~5月(受給者)に送付

訂正がある場合→社会保険事務所で手続き。

訂正がない場合→返信用封筒で返送。

 ・6月~10月(加入者)に送付

訂正あり・なしを返信用封筒で返送。(厚生年金・共済年金は勤務先を経由)

 (2) ねんきん定期便(加入者に送付)

 年金制度の加入者に誕生月に毎年送付する。本人に年金記録を通知し、確認してもらうことを目的としています。

 「ねんきん定期便」で注意するところ。

 ① 封筒は2種類 

 ・オレンジ色の封筒→「ねんきん特別便」に回答していない方、年

金記録にもれや誤りのある可能性が高い方。

・空色の封筒→上記以外の方

  ② 回答票は2種類 

 ・水色の回答票→「ねんきん特別便」に回答していない方、58歳

になられる方、年金記録にもれや誤りがある可能性のある方。

→もれや誤りがある場合も、ない場合も、必ず回答票を返送すること。

 ・白色の回答票→上記以外の方→もれや誤りがない場合は、回答票

を返送する必要がない。

 

8. 厚生年金基金について

   (1) 加入期間が10以上ある場合→加入されていた厚生年金基金へ請求

   (2) 加入期間が10年未満の場合→企業年金連合会へ請求

                      TEL:0570-02-2666

9. 老齢年金の手続きについて

    裁定請求書を提出する場合用意するもの。

   (配偶者の有無や年金加入状況等により変わります)。

     年金手帳

    戸籍謄本

    住民票(住民票コードが入っているもの)

    印鑑

    預金通帳

    雇用保険被保険者証(コピー可)

    配偶者の所得証明書又は非課税証明書

    配偶者の年金手帳

 

10. 遺族年金の手続きについて

① 死亡者の年金手帳と年金証書 

② 戸籍謄本

③ 住民票

④ 住民票の除票

⑤ 請求者の所得証明書

⑥ 請求者の印鑑

⑦ 請求者の通帳

⑧ 死亡者と請求者が別居の場合は申立書 

 

 

 報酬額  老齢年金と遺族年金 1件あたり 21,000円。遺族年金で複雑なものは内容により別途相談。

     

 

 

 

 

 

 

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